眺望庵&福光石

 益田市にある日本一の清流、高津川を上るとその支流、匹見川があります。この日は鮎釣りの人もたくさん見かけました。その匹見川沿いにF氏の自宅として建てられた眺望庵はあります。超望庵のコンセプトは古くからあるものと新しいものの融合。柱と梁は近くの古民家で使われた材料と、新しい島根県産の木材が ふんだんに使われています。そのコンセプトを最も顕著に表しているのが、この家を支える大黒柱です。

建物は空間を自由に使えるように大きなスペースが広がっています。その31畳の空間を暖めるのが薪ストーブです。この薪ストーブの周辺には福光石が使用されています。今年3月に完成し、真冬にはまだ使っていませんが、薪ストーブだけで十分な暖が得られています。
福光石は遠赤外線の放出量が鉱物の中でもトップクラスであり、暖かさのひとつの要因になっているのかもしれません。
眺望庵では島根県産木材や福光石などを利用し、自然の中で化学物質や化石燃料に頼らな い地球に優しい暮らしを実践しているお住まいでした。

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