出雲国の正倉

 「正倉」とは、税を保管していた倉のことで、本来は郡役所に置かれていた建物ですが、出雲国風土記にはそれ以外にも15カ所に設置されていたことが記されています。発掘調査によってその所在が明らかにされたのは、「山代郷正倉」と「舎人郷(とねり)正倉」の2カ所で、建物の配置などがわかったのは「山代郷正倉」だけです。

 

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