龍源寺間歩

龍源寺間歩

 石見銀山には大小あわせて529箇所の間歩(水抜き・通気用、試掘を含む。)があることが分かっていますが、龍源寺間歩は江戸時代前期、大久保間歩(870m)に次ぐ大坑道で、昭和18年まで稼動していました。
当時の間歩の入口には、四ツ留番所が置かれ、右側に役人詰所、左側に銀鉱石置場があって、坑道内は厳重に見張られていました。
周辺に見られるシダは、ヘビノネゴザというシダで、貴金属を好む性質を持ち、金銀山発見の手がかりになったと言われています。

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